こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

今日は希望の高い"日当たり良好な部屋"について考えてみたいと思います。

東京で日当たり良好

ビルに囲まれた東京都心部。
隣の建物との距離も狭いところだと45cmもあります。
窓の外には隣の家の窓、外壁というところも多いです。

日差しが入ってくるためには、東西南方向で隣の建物との距離があれば入ってきます。

そしてもう一つ。
日当たりが良好な部屋は上階。
他の建物よりも窓位置が高い位置にあれば日差しは入ってくる可能性は高いです。


ですが"日当たり良好な物件"というのは選択肢をせばめることになる!というのがあります。
たしかに洗濯物もよく乾くし、朝日で目覚める新生活、素敵!と思うかもしれませんが、本当に必要でしょうか。

日中は家にいない

朝は1分でも多く寝ていたい。
朝日で目覚めてしまう時間がもったいない。
夜も帰ってくるのは日が沈んでからというのがほとんどだと思います。
日中家にいるのは休日ぐらいでしょうか。

洗濯物

専業主婦の皆様であれば日光は大事ですが、一人暮らしの皆様にとってはあまり恩恵のないオプションかもしれません。
夜中は洗濯物を取り込んでいる方が多いでしょうし、夕方から雨の予報の日に洗濯物を外に干して仕事に行くことはあまりないかもしれません。

圧倒的に洗濯物は部屋干しが多いのではないでしょうか。

高気密・高断熱

夏の日差しの侵入です。
最近の住宅は高気密、高断熱で設計、施工されています。
日当たりがいいということは部屋に太陽光が入り、部屋の中の空気が暖められるということです。
そしてその暖められた空気は高気密、高断熱ゆえになかなか下がらない
夏場、自宅に帰ってきた時の、もあぁぁっとした空気。
日当たりがいいということは冷房費がかかるということにも繋がります。

物件数がどう変わるのか

こだわり条件に"日当たり良好"を入れてみました。

条件は

  • 高田馬場
  • 徒歩10分
  • ワンルーム、1K

この場合の物件数は135件でした。

次に日当たり良好の条件をはずしてみます。

358件!

まとめ

自分の住まい方で何が本当に必要なのかを考えてみましょう。
予算はなかなか変えられないと思いますので、優先順位をつけて考えてみるといいと思います。
日当たり良好はなんとなく皆さんつけてしまう条件ですが、つけるのとつけないのでは物件数に大きな差が出てきます。必須事項ではないなぁと思ったら、優先順位を下げるという決断も家探しには必要です。

それでは!