こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
記事を書いている今日1月16日からセンター試験だそうです。
ぼくもはるか昔に受験した記憶があります。会場の張り詰めた空気に耐えられなかった記憶。
全員の緊張感が伝播しているのがよくわかります。
きょうからセンター試験...全国693会場(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/16/news/20160116-OYT8T50017.html?cx_text=01&from=ytop_os_txt2
さて、見事進学できることになったら次は家探しという方も多いかと思いますので、未成年の方の契約方法について考えてみたいと思います。
対応は不動産屋によってまちまち
結論からいえば対応は不動産屋さんによってまちまちです。
下町の小さな不動産屋さんで古い物件であれば大学進学という事情も考慮して契約者は学生さん連帯保証人は親御さんという事で認めてくれる場合もあるようです。
大きな不動産屋さんやシステマティックに営業しているところではそうもいきません。
明確な基準があります。
収入が証明できることが大事
一番大事なのは収入が証明できることです。
未成年といえど働く方もいらっしゃいます。そういう方であれば内定通知書や給与明細で収入を証明することができます。"私はこの年収できちんと毎月家賃をおさめることができる!"と証明しなければなりません。
必要な書類に内定通知書や給与明細(3ヶ月分)とあるのはそのためです。
ちなみに自営業者の方だったりすると、「収入証明書は確定申告所のコピーを出してください」と言われたりします。
未成年が契約する時にスマートな契約方法
大学に進学される方でスマートな契約方法は以下の通り。
- 入居者(学生本人)+申込者(親御さん)+家賃保証会社利用
- 入居者(学生本人)+申込者(親御さん夫)+連帯保証人(働いている妻)
家賃保証会社を使わないほうが初期費用は抑えられますが、未成年の方の収入が証明できない以上、もっとも確実な申し込み方法です。
大学の入学証明書で審査がとおる場合も
学生街である場合、小さな不動産屋さんだと
契約者(学生本人)+連帯保証人(親御さん)
で審査がとおるケースもあります。そこで効いてくるのが大学の入学証明書。
そこの学生街に昔からあるような不動産屋さんだとこういうケースもあるようです。
とはいえ対応は不動産屋さんによりまちまちなのは忘れずに。
連帯保証人に祖父は?
連帯保証人に祖父は?と思われる方もいらっしゃると思うので書いておきますが、不動産会社にもよりますが、連帯保証人には年齢制限を設けているところもあります。例えば連帯保証人に可能な年齢は65歳以下。ですので80歳とか90歳とかご高齢の方だと連帯保証人として断られてしまうケースがあります。
やはり高齢だと亡くなってしまうリスクも高い!と管理会社は見るのです。
けっこうシビアな世界です。
家賃保証会社必須の物件は多い
とはいえ家賃保証会社必須の物件は多いです。
身内に保証人を頼みづらい、高齢化、非正規雇用など。
生き方の多様化により家賃の滞納をする可能性がある人も増えてきているのも事実。
就職すれば終身雇用という時代でもない今、2年後の自分で確実なことは何一つないと言えるかもしれません。
そうなってくると住宅を貸すほうとしても対策が必要でその対策が家賃保証会社必須ということなのです。
保証会社の金額はまちまちで家賃の30%程度から100%、もしくは1万円や3万円といった固定金額のものもあります。
連帯保証人を立てなくていいのはありがたいですが、初期費用や更新料はかかってしまいますね。
世知辛い世の中ですね。
さいごに
受験ラッシュから解放されても決めなければいけないことはたくさんあります。
その後に控えているであろう卒業旅行を楽しむためにも情報を仕入れて効率的に動けるようにしたいもの。
受験生のみなさん、おつかれさまです!