こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
来月はSTAR WARS エピソード7の公開ですね。暮らしっく不動産の三人のスタッフはみんなこの映画が好きなので、今日はお昼を食べながらこの話題で盛り上がっていました。
ぼくはこの映画(エピソード1)を映画館で観たのは17歳の時でした。小学生の頃から見ていた映画の新作。そしてあの"遥か銀河系の彼方で"という字幕の後にタイトルが映し出された瞬間は興奮で鳥肌がたったのを今でも覚えています。
来月の公開が楽しみです。
さて、今日は壁紙の掃除の仕方をご紹介したいと思います。
目次
1.壁紙は汚れている
1-1 壁紙の汚れとは
壁紙掃除をするうえで壁紙にどんな汚れがついているのか考えてみましょう。
手垢、埃、なにかモノをこすった時に色がついたもの、油汚れ、ヤニ汚れetc
様々な汚れがありますが対処が早ければ早いほど汚れは落としやすいものです。
また最初に書いておきますが、ヤニ汚れのような壁紙全部が汚れているような場合は張り替えたほうが早いです。いろいろな薬品を使って落とすこともできるのですが、落としたところだけ白くなり仕上がりとしてはムラができます。ましてや部屋全部のヤニ汚れを落とそうと思うと、とんでもない時間と労力を使うことになりますのでオススメできません。
2.壁紙掃除をしよう
退去者が出たばかりのとある物件に来てみました。
もちろんクリーニングはされていません。
2-1 いつものように水拭き
まずはいつものように水拭きです。
おなじみマイクロファイバーウエスと台所用洗剤JOYです。
ここの部屋は埃まみれなのでやりがいがあります。
ここまでなる前に掃除はしておくべきでしたね。なかなかひどい汚れです。
いつもより洗剤は多めに入れてあります。
2-2 丸拭きや斜め拭きはいけません
拭いていくのですが、拭き方に注意です。
壁紙には凹凸がありますので、横方向と縦方向に拭いていくとムラなく拭けます。
前回の鏡掃除のコラムでも書きましたが丸拭きやはダメですよ。
これはダメなやり方です。ムラができます。
2-3 クイックルワイパーが役に立つ
上のほうは手が届かないし、こんな広い面積を拭くのは面倒臭い。もっと楽がしたい人のために、こんなやり方もあります。
じゃーん。
クイックルワイパーです。これは普通、床掃除に使う方が多いと思うのですが、壁に使っても問題ありません。
こんな感じでマイクロファイバーウエスを装着して、
高いところも楽々お掃除。いちいち脚立に乗る必要もないので、作業がだいぶ楽になるかと思います。
ぐーっと力をいれて、横、縦方向に拭いていきます。
2-4 頑固な汚れにはトレック
一通り水拭きはしたものの、頑固な汚れもあります。
例えばこんなやつ。
何かの塗料が色移りした感じの汚れですね。これは水拭き前のものです。赤い円の中の青い部分。
これは水拭き後のもの。だいぶ薄くはなりましたが、まだうっすらと青く残っています。
ここで登場。もう少し強力な洗剤"トレック"です。
これは使いやすいように100円ショップの化粧ボトルにうつしたものです。
元はコチラ。
ボンドメーカーのコニシさんから発売されていますが、Amazonやヨドバシオンラインのほうが安いようです。
2-5 凹凸面には歯ブラシが役にたつ
先ほどのトレックをまずは歯ブラシに取ります。
壁紙の凹凸面に汚れをかきだすイメージでゴシゴシ。
ただし、やりすぎたり力まかせにやると壁紙が破けるおそれがあるので要注意です。
最後は水拭きで洗剤を拭き取りましょう。
はい。ここに青い線があったんですけど、もうわかりません。綺麗に落ちました。
凹凸面のしつこい汚れには歯ブラシが有効です。
3.比較
それではbeforeとafterで比較してみましょう。
下記の写真に注目してください。
ヤニ汚れが全般にありましたので、ヤニ汚れに関しては手をつけていません。
ムラになると掃除をやらなかったほうが綺麗なのではなかろうか?と思う瞬間すらあるものです。
埃、油汚れ、よくわからないシミみたいなものを除去したものですが、全体的に汚れが薄くなりました。台所用洗剤とトレックだけでもそこそこにはなるものです。
ちなみにここの面積の掃除に要した時間は10分ほどです。
4.まとめ
簡単にできる壁紙掃除をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
台所用洗剤とトレック、歯ブラシとクイックルワイパーで楽チンお掃除です。
コラムの途中でも書きましたが、こすりすぎは壁紙を破いてしまうおそれがありますのでご注意ください。
また最近では和紙素材の壁紙や特殊素材の壁紙も多く、それには適応しない可能性もあります。
今回ご紹介したやり方はあくまで、一般的に普及している壁紙に有効なやりかたです。和紙素材のものに歯ブラシをあてれば一発でアウトになると思われます。
判定がつかない場合は見えない場所で最小限の範囲で試してから作業することを強くおすすめいたします。
また、ネットで普及している漂白剤を使った方法や劇落ちくんを使う方法もありますが、こちらも壁紙の色によっては本来の色素まで落としてしまうおそれもありますので今回はご紹介しません。
劇落ちくんも力加減によっては簡単に壁紙を痛めてしまうしまうおそれがあるので割愛させていただきました。
こういうデリケートなものは力加減と経験が必要なのです。
素材を殺さずに最大限の効果を出せる安全なやり方です。
ぜひ、お試しください。