こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
今日は雨ですね。そして寒いです。
昨晩はコタツに潜り込み、タラの鍋をこしらえて、ビールを一人で飲んでいました。
寂しい30代とは思わないでくださいね。
さて、本日は戸建住宅の営業をしていた時に先輩から聞いた話をしたいと思います。
土地を選ぶ際の参考になるかと思いますので、是非どうぞ。
土地の形と建物
正方形の土地と長方形の土地、どちらも建ぺい率が100%と仮定して、土地面積100m2だとします。
それを上からみたものが下の図です。3F建てが建っていると想像してください。
周辺環境や駅からの距離、土地の使い勝手etcにもよりますが多くの場合、長方形の土地のほうが安い傾向にあります。
正方形のほうが間口も広く、 使い勝手もいいので当然といえば当然の結果です。
4辺を足してみる
次にここに建築されている建物の4辺の長さを足してみます。
Aであれば58m Bであれば40mですね。
この時点でわかること
Aの土地(長方形)のほうが18m分、外壁が長い。
18m分、多く壁の材料費用がかかる。
立体的に考えてみる
この建物を正面から見てみましょう。
正面からみたイメージ図です。
Aの3F分の外壁の長さが12m
Bの3F分の外壁の長さが30m
これの反対側(裏側)もあるので二倍します。
Aが24m
Bが60mになります。
次に横から見てみます。
Aの土地は75m
Bの土地は30m
こちらも反対側(裏側)があるので二倍します。
Aが150m
Bが60mになります。
足してみます
A(長方形)の3F分の外壁の長さ=24m+150m=174m
B(正方形)の3F分の外壁の長さ=60m+60m=120m
54mもの差が出ました。
まとめ
外壁の材料費、工事費用、その後の定期メンテナンス費用を考えると、一概に正方形の土地がいいとは言えません。"正方形の土地のほうがお得"とは一概に言えないのです。
"土地の値段は安くても建築費を計上したら長方形の土地のほうが合計金額がかかってしまった。"
なんてことにならないように気をつけましょう。
こたつが恋しい。こたつが恋しい。それでは。
"土地の値段は安くても建築費を計上したら長方形の土地のほうが合計金額がかかってしまった。"
なんてことにならないように気をつけましょう。
- 一般的に正方形より長方形の土地のほうが安い傾向にある。
- 同じ面積でも4辺の長さを足すと長方形のほうが材料費がかかる。
- 東京によくある3F建てにするとその差は尚更広がる。
- 土地の値段と建築費を考えると一概に正方形がお得といえない。
こたつが恋しい。こたつが恋しい。それでは。