不動産広告でよく見る「徒歩まで何分」。
部屋探しの基準にしている人が多いと思います。
しかし「あれ?」と思うこともあります。
今回は、実際の部屋探しで気をつけたいポイントを紹介したいと思います。
不動産広告のルール
徒歩1分で80m。
これが不動産広告のルールで決められた速度です。
1分間に80m歩くスピード。
健康な女性が「ハイヒールのサンダルを履いて歩いた時」の実測平均分速が80.3mとなっていることから採用されたといわれています。(wikipediaより)
注意1 敷地内までの距離で計算されています
不動産広告のルールで決められているのは「敷地内までの距離」です。
よって大きな建物、入口離れている駅などでは、少し感覚差が出てきます。
例えば高田馬場の東西線の入口でいうと以下のようになります。
GoogleMapの目印がついている部分が、おおよそのホームの中心地です。
これに東西離れて出口があります。
東の方にある印で高田馬場駅を考えると、東西線は近いですが、JR山手線、西武新宿線の高田馬場駅はかなり遠いです。
2分くらいのロスが出ます。
このように敷地内からの計算だと、実際に利用するにあたっての感覚差、誤差が出てきます。
自分がどこの路線を使って、どこの出入り口を使うのか。 ここを考えて部屋探しすることをおすすめします。
注意2 信号待ち、踏切待ちは含まれません!
信号待ち、踏切待ちも含まれていません。
意外と見落としがちなポイントです。
高田馬場駅で考えると3丁目、4丁目は信号待ちなどなくスムーズに駅に到着出来るルートですが、少し離れて新宿区下落合2丁目エリアへ行ってしまうと西武新宿線の線路があります。
朝の通勤時間帯などは踏切がなかなか開かずロスタイムが増えてしまいます。
さいごに
不動産は数字だけでは見えない、そのエリア特性というものもあります。
数字だけで選ぶのではなく、GoogleMapなどで下調べしておくとよいでしょう!
それでは今日はこのあたりで。