こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。
物件を探す時よく言われるのが「いい物件ありませんか??」というセリフ。
いい物件の定義って人それぞれなので、回答に困ったりもします。
そこからヒアリングして、その人に合う物件を探す。 これが不動産屋の仕事です。
うちの物件探しとして、一つ気をつけているポイントは「悪い物件、悪い不動産屋 、悪い管理会社を避ける」というところ。
不動産屋って悪いイメージを持っている人が大半だと思いますが、イメージの半分はその通りで悪い不動産は存在します。
そして悪い物件も。
そういう物件は契約すると儲かったりするのですが、うちは避けます。
例えばこちらの物件。
もはやモザイクだらけで、何がなんだかわからなくなっていますが、不動産屋でもらえるチラシです。
この赤字で囲ってある部分は不動産業者向けのメッセージが記載される部分です。
「今月中に成約で礼金0」など、キャンペーン情報などが載っています。
お客さんには見せないところなので、このように悪いことが書いてあったりもします。
「上乗せ相談」というのは「礼金を上乗せしますよ。その分バックマージンしますよ」という意味です。
仲介手数料にプラスして、バックマージン。 会社としては儲かる物件です。
飛びつきたいところですが、うちは飛びつきません。
こういう悪いメッセージが付いている物件は、物件自体もよくありません。
訳あり物件だったり、不人気な物件だったり。
おそらく住みにくいだろう物件です。
このことをお客様自身に見せて、説明して「やめておいたほうが良いと思いますが」という説明をします。
ただこの情報は、不動産屋でないと見れないのでその担当者を信じるしかないです。
一般的の人が見分けるポイント
備考欄を見てみましょう。
「Point2」というところをご覧ください。
ちょっと見にくいかもしれませんが「フリーター、求職中、ルームシェア、高齢者、法人契約、外国籍等相談」とあります。
基本的にこのような条件の人というのは、受け入れが難しいのが現状です。
このこの物件は1ルームですが、ルームシェアを受け入れ可能としています。
この時点であまり良い物件ではないな、と想像がつくかと思います。
予算がなくて部屋を探していると、こういう物件がよく出てきます。 住環境を気にしないのであれば問題ないと思いますが、基本的には住みにくいと思います。
備考欄はスーモ、ホームズ、アットホームなどネットで掲載の物件でも必ずありますので、チェックしましょう。
さいごに
不動産は悪いものから良いものまで様々です。
粗悪な物件を見に行って時間の無題にならないように、少しでも参考になればと思います。
今日はこのあたりで!