少し前になりますが、米紙「ニューヨーク・タイムズ」に幸せを研究している科学者による、興味深い記事がありました。
研究者は、どのようなものにお金を使うか、金額や頻度、さらには購入タイミングが長期的な幸福に及ぼす影響までを調べました。最も大きな発見は、コンサートのチケットや、フランス語のレッスン、寿司作り教室、モナコのホテルなど、体験に対してお金を使うことは、ありふれた物を買うよりも満足度が長く続くことでした。
Leaf Van BovenさんとThomas Gilovichさんという2人の心理学研究者による研究を要約して、Dunn教授は「基本的な考え方としては、新しいソファを買うよりも旅行をする方がいいということです」と言っています。
ウィスコンシン大学マディソン校の、広報、人口、健康と経済に関する准教授であるThomas DeLeireさんは、消費行動を9つに分類して調べた研究を最近まとめました。休暇や娯楽、スポーツ、またはそれに関する道具(ゴルフクラブや釣り竿)など、レジャーのカテゴリーだけが、幸せに対してポジティブな影響を与えていた、ということが分かりました。
部屋選びの時って、当たり前ですが部屋のことばかり考えていて、自分の人生全体のことまで考える余裕はないケースがほとんどだと思います。
お金を出せばいい部屋を借りることができますが、「それはあなたの人生に見合った選択ですか?」、暮らしっく不動産ではここも考えて部屋探しを提案するようにしています。
オートロック、新築の部屋もいいけど、それでキツキツの生活になってしまっては元も子もないと思います。
たまには旅行するのも人生体験では大事でしょう、っと思うのです。
部屋ばっかりでなく、人生も考えて部屋選び。
余計なお世話かもしれませんが、これが大事かと思います。