こんにちは暮らしっく不動産の門傳です。
ついに引越しシーズンに突入!ということで、不動産屋も忙しくなってきました。
明日はやっと定休日。 しっかりリフレッシュして、繁忙期に備えたいと思います!

「家賃発生日は実際どれくらい待ってもらえるの?」
よくある質問でもあります。

「解約の都合で、1ヶ月待って欲しい」「今は1月だけど、3月からにして!」など、人それぞれいろいろな事情があると思います。

今日は実際の事例をあげながら「家賃発生日の実情」について書いていきたいと思います。

1.東京都心部の家賃発生日の平均は2週間

東京の家賃発生日の平均は2週間が相場です。

具体的なデータはありませんが、弊社がここ2年くらいに契約した物件、ぼくが過去に契約した物件の平均をみるとこれくらいになっています。

「具体的な根拠はないのか...」と思う人もいると思います。
ここからは言える範囲で、最近の事例を紹介していきたいと思います。

2.高田馬場 家賃64,000円

家賃発生日 2週間後
空室期間 1ヶ月半
交渉の日 1月中旬

この物件は平均値通りの「2週間後」。
家賃発生日の希望は1ヶ月でしたが、通りませんでした。
「空室期間が短い」「交渉のタイミングが繁忙期」この2点が交渉を難しくした要因だと思います。


3.東武練馬 家賃62,000円

家賃発生日 1か月後
空室期間 3ヶ月後
交渉の日 12月下旬

この物件は希望通り「1か月後」の家賃発生日で通りました。
これはかなり珍しいケースです。

希望が通った要因として考えるのは以下の通りだと考えます。

1.土地柄

エリア的に都心部からは少しは慣れます。
都心部から離れると、少し大らかな大家さんが増える傾向もあります。
もちろん物件にもよりますが、こういう「土地柄」というのもあります。

2.空室の期間

空室の期間が少しあったというのも要因の一つだと思います。
3ヶ月以上空いてくると大家さん側もいろいろと心配するのが実情です。

3.事情をしっかり話して交渉する

こちらの都合ばかりでは交渉は成功しません。
しっかり事情を話して、お互いにしっかり調整するのが大切です。

4.駒込 家賃95,000円

家賃発生日 10日後
空室期間 2ヶ月後
交渉の日 1月下旬

この物件は仮申込みが入っていた関係もあり、家賃発生日は短めで「10日」という結果になりました。
家賃が下がったばっかりということもありこのような結果になりました。

最後に

家賃発生日は物件によっていろいろなケースがあります。
また交渉のタイミング、空室の期間などいろいろな要因もあります。

交渉が成功するケースもありますが、正直に事情をしっかり話して調整するのが大切です。

それでは今日はこのあたりで!