こんにちは暮らしっく不動産の門傳です。
「不動産購入で気を付けるところおしえて!」とよく聞かれるので、今回はその話題についてメモ書きも兼ねて書いていきたいと思います。

不動産購入は人生での大きな買い物、失敗するとその後の人生も大きく左右しかねません。
不動産購入で一般的に気を付けることなどは、多くのサイトでたくさんお情報を得られると思います。
今回は少し変った、でも絶対知っておいて損はない!という情報を2つ紹介していきたいと思います。

1. 液状化マップ

不動産探し 情報 液状化マップ 東京都

液状化の予測マップ。
液状化する危険性のあるところが国より公表されています。

「そんなの別に気にしない」という人もいるとは思いますが、公表はされています。
危険とされている場所が絶対液状化するわけではありませんが、可能性としてマップになっています。

ちなみに液状化については、土地を買うときに不動産屋さんは教えてくれません。 
重要事項説明の義務が無いからです。
現状では、買う人の責任ということになっています。

現在、すべての地域で公表されている訳ではありません。
各自治体、各々で公表されています。

東京の液状化の予測(東京都)  http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/
横浜市総務局 液状化マップ(横浜市) http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/ekijouka-map/

2. ハザードマップ

不動産探し 情報 ハザードマップ 国土交通省
国土交通省が公表している「ハザードマップ」です。

近年増えてきた「ゲリラ豪雨」については「内水ハザードマップ」というのが参考が参考になります。

津波については、3.11以降各地域などが新たに見直しを始めています。
津波に関しては、津波災害区域内となっている場合は,重要事項説明でも説明が必要とされています。

「契約当日になって初めてその存在を知った!」ということもあると思います。
「そんな場所と知っていたら買わなかった・・・」そうならないように事前に把握しておきましょう!

さいごに

人生の大きな買い物である不動産購入時、どこを気をつければいいか分からない人がほとんどだと思います。

今回の2点は不動産屋の担当者にもよりますが、聞かないと教えてくれない情報です。
特にハザードマップに関しては、重要事項説明の対象になっていないことから、ここで問題があったとしても誰にも文句が言えない状況です。
東日本大震災で被害を受けた浦安の液状化の件に関しても、結局は住民側の敗訴の判決が下されています。(2014年10月)


不動産購入は大きな買い物です。 充分な情報からしっかり判断して、選択して欲しいと思います。
「知らなかった・・・」で損をしないために。

今日はこのあたりで。