グーグルトレンドで「家賃払えない」というキーワードが急上昇しています。

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※グーグルトレンド 2020年4月6日の検索結果


この集計が取れる2004年からでは、2020年3月で既に過去最高を記録。
まだ集計が確定していない4月は予測数値ながらも、ものすごい数値が予測されています。

家賃が払えなくなったら、なりそうだったら、どうすればいいのか。
こういうときに、どういう行動を取ればいいのか、不動産屋目線でアドバイスしたいと思います。

まずは相談! 死ぬことはない。

まずは、不動産屋(管理会社)か大家さんに相談しましょう。

「家賃払えない」でTwitterなどをワード検索していたら「自殺するしかない」なんていう人も。
まぁ冗談だとは思いますが、家賃払えなくても、死ぬことはないです。
そこまで考えるなんて人は、責任感のある人。

まずは相談!

どう相談すればいいのかとか、いろいろ形を考えてしまいがちですが、まずは相談。
「こんな状況なので、家賃の支払いが厳しい」旨を正直に相談しましょう。


いろいろ行政で窓口もあったりもしますが、そんなすぐの対応は難しいと思います。ましてや今のこの状況。

NHKでも給付金がありますよとアナウンスしていますが。

家賃払えない人など支援「住居確保給付金」活用を呼びかけ(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012357551000.html


こういうのも良いのですが、その場で貰えるわけではないし、時間も多少かかります。

なので、まずは相談です!


以上です。

え?それだけかよっ! と思う人も多いと思いますが、何か小賢しいテクニックや、何か裏ワザがあるわけではありません。

それから家賃払えない→マズイ!→連絡きても無視
こいいうパターンは一番よくないです。
とりあえず話はしましょう。


飲食店などのテナントでは、既に家賃減額交渉がきていて、「3割下げろ」「5割下げろ」「下げないと出ていくぞ」なんていう脅し的な交渉もきていると聞きます。
しかしですね、交渉事というのは相手あってのこと。
一方的にならずに、まずは相談からはじめると良いかと思います。
全額払えないなら、その一部でもよいので支払っておくこと。

信頼関係あっての契約ですから、まずは話をすることです。


それでは今日はこのあたりで。