こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
今日はお客様に聞かれる賃貸の質問をまとめてみました。

質問一覧

1.物件がみつからないのですが、どうしたらいいですか?

2.準備しておいたほうがいい書類は何ですか?

3.転職・内定したばかりで収入証明書がないのですが?

4.契約の際は実印じゃないとダメですか?

5.内見は何件ぐらい見たほうがいいですか?

6.内見は夜でもできますか?

7.物件はどのタイミングでおさえられるのですか?

8.前家賃を抑えたいのですが(日割り家賃を少なくしたい)再来週まで今日内見した物件は空いていますか?

9.審査結果はどのぐらいで出ますか?

10.審査に落ちたりすることはありますか?

11.賃料発生日はどの程度待ってもらえますか?

12.連帯保証人がいるので保証会社は使いたくないのですが。

13.初期費用はどれぐらいですか?

14.設備の故障の際はどこに連絡したらいいですか?

15.現在の住居の退去届けはどのタイミングで出したらいいですか?

回答一覧

1.物件がみつからないのですが、どうしたらいいですか?

物件が見つからない=その土地の傾向とずれている可能性があります。
例えばオフィス街であれば住居用の物件は少なく、あったとしても家賃が高いといった理由です。
同じように古い町並みの傾向の場所で新築高層マンションを探してもほぼ出てこないと言えます。

次に考えられる理由としては条件と家賃相場がずれているケース
東京23区で管理費込みで6万円で25m²以上バス・トイレ別、オートロック、駅近、鉄筋コンクリート、築5年以内、宅配ボックス、コンロ二口、浴室乾燥機という条件で探してもまず出てこないです。
設備が整っていたり建物のグレードが高ければ家賃が上昇します。
必須なもの。あったら嬉しいもの。というふうに自分にとって必要なものを取捨選択すると良いと思います。
ちなみにですが浴室乾燥機がついているような物件は築年数が比較的新しいものが多いです。
浴室乾燥機は必須だけど築年数は30年以上でも大丈夫としても物件数はあまり増えません。

2.準備しておいたほうがいい書類は何ですか?

必要な書類を提出する時期は大きく2つにわかれます。
まずは申込時。申し込みを行うとすぐに審査が始まります。
審査を行う=家賃が払えるか審査するということになります。
物件により必要書類は異なりますが、どのような物件でも対応できるようにするには下記のものがあると安心です。

  • 身分証(免許証や保険証)
  • 収入証明書(源泉徴収票や給与明細や課税証明書)

次に契約時。
こちらも物件により差がありますので幅広く対応するという意味で書かせていただきます。

  • 契約者、入居者の身分証
  • 認印
  • 銀行届け出印
  • 実印(実印契約の場合)
  • 実印契約の場合は印鑑証明書
  • 契約者、入居者の住民票
  • 連帯保証人の印鑑証明書(連帯保証人をつけた場合です)

3.転職・内定したばかりで収入証明書がないのですが?

転職したばかりや新卒の場合だと収入証明書が無い場合が多いと思います。
そのような場合は下記のいずれかを準備しておくと良いです。

  • 内定通知書
  • 労働条件記載書
  • 給与明細3ヶ月分

4.契約の際は実印じゃないとダメですか?

契約の際に使う印鑑の種類は物件により異なります。
認印のみの場合もありますし実印の場合もあります。
安全策としては

  • 実印
  • 認印
  • 銀行届出印

を準備しておくと安心です。

5.内見は何件ぐらい見たほうがいいですか?

人により物件数は異なりますが3件も見れば充分と考えます。
あまり多く内見をしてもかえって選ぶのが難しくなってしまったり、一日の後半には最初に見た物件を思い出せない等も起こりえます。同一のエリアで同一の条件であれば出てくる物件のスペックは基本的に同等ですので、A物件はここがいいけど、ここがダメ。B物件はあそこはいいけど、こっちがダメ。でもどちらも叶えると家賃が上がるという現象が起きがちです。
そのような意味では事前にしっかりとどのエリアでどのような設備が必須なのかを考えて置く必要があります。

6.内見は夜でもできますか?

内見は仲介会社、募集会社(または大家さん)が空いている必要があります。
不動産屋の空いている時間は10:00から18:00頃のところが多いので夜間帯の内見は難しいと考えておいたほうが無難です。

7.物件はどのタイミングでおさえられるのですか?

内見を行い申込書を募集会社に送付した時点です。
内見しただけでは抑えられません。

8.前家賃を抑えたいのですが(日割り家賃を少なくしたい)再来週まで今日内見した物件は空いていますか?

こればかりは運と縁としかいうことができません。
物件を選ぶポイントとしては自分の引越したい時期のタイミングで募集が出ている在庫の中から選ぶというのがポイントです。
明日埋まってしまう物件もあれば、1ヶ月たっても残っている場合もあります。

9.審査結果はどのぐらいで出ますか?

物件(募集会社)により差があります。
2、3日で審査結果が出る場合もありますが、不足書類があったり申込書に未記入項目があったりするとそのやりとりなどで1週間から10日ほど時間がかかる場合もあります。

10.審査に落ちたりすることはありますか?

賃貸の場合、9割の方は審査に通る印象ですがまれに審査承認が降りない場合もございます。
審査に落ちる要因としては

  • 仕事が安定していない。
  • 年収に対して家賃が高い。
  • 大家さんにクセがある。
  • 書類や申込書に虚偽の記載がある。

などです。審査にとおる家賃の目安としては手取りではなく税引前の給与の30%程度の家賃です。

11.賃料発生日はどの程度待ってもらえますか?

物件により異なりますが、申し込みから10日から3週間程度です。
1ヶ月だとOKが出ないことがほとんどです。
逆に言えば住まないけど賃料がかかってもいいよという場合は問題ありません。

12.連帯保証人がいるので保証会社は使いたくないのですが。

最近の都心部の物件の傾向としては保証会社必須の物件が増えている印象です。
以前の暮らしっく不動産の調査では全体の56%の物件が必須となっていました。
設備充実、場所も良し、セキュリティ充実のような人気のある物件ほど保証会社必須なことが多いです。

13.初期費用はどれぐらいですか?

初期費用は管理費込の家賃の5から6ヶ月分が目安です。(引越し代や家具家電代金含まず)

  • 賃料6万円(管理費込み)→初期費用30万円から36万円
  • 賃料7万円(管理費込み)→初期費用35万円から42万円
  • 賃料8万円(管理費込み)→初期費用40万円から48万円
  • 賃料9万円(管理費込み)→初期費用45万円から54万円
  • 賃料10万円(管理費込み)→初期費用50万円から60万円

このように考えておくといくらぐらい貯金をしておけばいいかがわかるかと思います。

14.設備の故障の際はどこに連絡したらいいですか?

設備故障の際の連絡先は契約書または重要事項説明書に記載されています。
募集している不動産屋が管理業務まで行っていることもありますが、管理自体を別会社に発注している場合や大家さん自ら管理している場合もあります。

15.現在の住居の退去届けはどのタイミングで出したらいいですか?

現在の家の解約予告が何ヶ月前かを確認しましょう。(契約書を見てみましょう)
申し込みを行い無事に審査承認が降りた場合、2から3週間で賃料発生となりますが、まれに審査承認がおりないケースもあります。既に解約届を出した状態で審査承認が降りない場合、住む場所がなくなるリスクもありますので、安全を考えた場合は新しく住む家の審査承認が降りてからが良いといえます。
現在の家と新しい家の重複する家賃は出てきますが、住む場所がなくなるリスクは避けることができます。