こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
通常であれば6月は落ち着いた時期なのだそうですが、暮らしっく不動産では比較的お問い合わせをいただいております。
- 物件選定
- 内見する物件を決めて内見
- 申し込み書を書く
という一連のプロセスですが、今回は特にその中でも内見する物件の街の選定方法について考えてみたいと思います。
はじめに 物件情報から内見する物件をピックアップするポイント
お客様からいただいた条件を基に、ぼくたちは物件情報をピックアップします。
暮らしっく不動産の場合、"この物件どうですか?おすすめですよ。内見に行きましょう。"とピンポイントで物件をお勧めすることはほぼありません。
基本的に内見をする物件を選んでいただくのはお客さんです。
リクエストした条件が家賃相場どおり or それ以上だった場合
物件数が沢山出てきます。分母の数が多い中からお選びいただけるので今のライフスタイルに合わせた物件をお選び頂けます。
リクエストした条件が家賃相場とかけ離れている場合
物件の数としはあまり出てきません。リクエスト条件の変更が必要です。
リクエストをいただく中で多くのお客様で比較的ネックになっているのが"独立洗面台"、"常時ゴミ出し可能"、"宅配BOX"です。
設備を設置することにより部屋の広さや建物敷地の広さが必要になってきますので、頭で考えている実際の必要な広さ(例えば部屋が20m²ぐらいの場合、独立洗面台がつくと少なくとも+1m²は必要になります)よりも広いスペースを必要としますので家賃を押し上げる要因となります。
エリアの選定はすごく大切
住む家を決めるうえでエリアの選定はとても大切です。
- 都心部に近いまたはアクセスがいいエリア→家賃が高い(特に山手線の内側・東急東横線沿線・複数路線が乗り入れるターミナル駅、特急がとまる駅)
- 都心部まで遠い・アクセスが少々不便→家賃が下がる傾向があります。その代わり部屋の広さや設備が期待できる(いわゆる郊外というエリア)
東京の賃貸にかぎっていえば上記の2軸のどちらよりなのかがとても大切になってきます。
この2軸が自分の中で決まっていないと永遠と部屋探しのループにはまってしまいます。
自分が求めているのが"アクセス"なのか"設備や広さ"なのかははっきりしておくと良いと思います。
さて、この軸が決まっていたらという大前提がありますが、街の雰囲気を効率よくどのようにして知るのかというところを次で見ていきたいと思います。
街の雰囲気は画像検索を上手に使おう
街の雰囲気は行ったことがある街というのであれば一番雰囲気もわかっているかと思います。
ですが、遠方に住んでいる場合の部屋探しなどの場合、行ったことないから街の雰囲気がわからないということも多々あるかと思います。
そんな時はネットの活用です。
住むのは1軒 ストリートビューで効率よく家探し
https://www.kurachic.jp/column/1315/
ある程度の雰囲気はネットでつかめる時代になってきました。
ストリートビューアは積極的に活用するようにすると良いかと思います。
Google 画像検索がわかりやすい
GoogleやYahoo!といった検索サイトは一般的に上位に出てきたものが"正確で情報量の多いページ"と言われています。
ということは街名で検索をするとその街の"The イメージ"が出てくる可能性が高いということです。
駅前の雰囲気→駅ビルがあるだけの街なのか、飲屋街が広がる街なのか
全体的な雰囲気→建っている建物の雰囲気。昔からあるような下町系・高級住宅街系・商店街の多い住宅街系・ビル街系など。
東京は狭いエリアにいろいろな顔を持つエリアが存在しています。
家賃相場で考えたら建物を気に入ったけど、街に行ってみたら雰囲気が好きになれなかったなんてこともありますので、気になる街は事前に調べておくことをおすすめいたします。
高田馬場
引用:Google 画像検索結果 "高田馬場"
駅前のゴミっとした感じとか、飲屋街の感じとかけっこう正しいと思います。
駅前には沢山の人がいて、飲屋街があってというところでしょうか。
西荻窪
引用:Google 画像検索結果 "西荻窪"
先ほどの高田馬場と比べるとレトロなお店や裏路地の飲み屋さんのような写真が増えました。
確かにあってます。
巣鴨
引用:Google 画像検索結果 "巣鴨"
巣鴨といえば地蔵通り商店街。
ここを中心として街が構成されていますので大方のイメージはあっているのではないでしょうか。
旗の台
引用:Google 画像検索結果 "旗の台"
適度なサイズ感の駅、駅前に広がる商店街。なんだか住み良さそうな雰囲気の街ですね。
まとめ 効率的な部屋探しはネットを上手に使うこと
賃貸では物件の図面だけではなく、街の雰囲気を知ることも大切です。
どれだけ物件を気に入ったとしても街が気に入らなければ、その内見に行く意味はありません。
事前に住んでみたいエリアの街の雰囲気をリサーチしておくという作業は効率的な部屋探しには欠かせ無い作業となります。
部屋探しはお金(賃料)、街、(目的地までの)アクセスの三要素が大事になってきます。
一度試してみてください。