暮らしっく不動産福岡オフィスの前川です。
福岡市内での移動手段は、バス又は地下鉄で事足ります。
しかし、食の街福岡でつい呑みすぎて最終便を逃したら、タクシーを利用することになります。
日中、福岡市内でタクシーを使うことは少ないです。プライベートはもちろんですが、仕事でもタクシーを使うことは少ないです。
なぜなら主要道路は混むことが多く、バス移動でも時間はそんなに変わらないし、
私が地下鉄での移動で十分な範囲しか動いていないからでしょうか。
私に限って言うと、公私ともMy自転車で移動することも多く行動範囲は徒歩より抜群に広がります。
最近通い出した大名から西新は、自転車で30分強、平地とは言え、これはちょっときつかったので最初だけでしたが。
1.福岡はバス台数が多い
福岡は、バス運行台数も日本有数で天神界隈では平日はバス渋滞まで作り出します。
福岡でバスと言えば、ほぼ独占状態の西鉄バスです。
西鉄バスにお世話にならずには福岡市内に住めない、といっても過言ではありません。
- 西日本鉄道(株) 1775台
- 神奈川中央交通(株) 1720台
- 東京都バス 1452台
- 北海道中央バス(株) 1142台
参考資料 国土交通省 全国乗り合いバス事業社の移動円滑化基準適合車両導入状況
http://www.mlit.go.jp/common/001151550.pdf
2.福岡は自転車も多い
また、平地が広がるので自転車に乗る人が多いこと多いこと多いこと、平日の出勤時間にはツール・ド・フクオカ状態です。
狭い歩道を一線に並んで走ります。
対向自転車が来たり、ベビーカーや突然の通行人も出てくるので、まあまあの運転技術が要求されます。
地元長崎市内では見かけない光景で驚きました。
お洒落さんが多いのでスポーティーな自転車でスピードも速いものです。
一方、My自転車は長崎に住んでいたころ買ったものなので、坂道対応のママチャリ型電動自転車です。
横断歩道が青になった後のスタートダッシュは速いのですが、どうしても重いのでその後どんどん抜かれ後続グループになります。
ちなみに、平成24年の資料ですが国内各都市の自転車分担率を示したものがありました。
これは、自転車保有台数を示す資料ではありませんが、出かけるときに自転車を用いた割合です。
国内各都市(県庁所在地)の自転車分担率
出典:出典: 第32回総合的交通基盤整備連絡会議 資料7
都市交通としての自転車の利用について
国土交通省国土技術政策総合研究所 道路研究室主任研究官 小林寛
福岡市では多くの状況で自転車利用されていることを示しており、人口比率を考えると多くの人が自転車利用しているとも言える資料です。
3.バスを失うとタクシー
そういう自転車派な私も、休みの前の呑み事がある時はバス移動。
でも、前述のように少し油断すると帰りのバスを失います。
最終バスって意外と早いのですね。いや、遅くまで呑みすぎなのか?
最終バスは天神発で0時30分前後です。ちなみに地下鉄も0時15分前後です。
バスを失うと最終手段はタクシーということになります。
タクシーなんて贅沢な乗り物なのですが、仕方がない。
福岡では、小型初乗り運賃が570円というのが一般的です。
初乗り運賃で行ける範囲は約1.2km、その後203m毎に50円upしていきます。
(正確には運行速度が料金に影響してきますし、格安のタクシー会社も出てきました。あくまでも福岡市内での一般的料金と考えてください。)
参考にさせていただいたのがタクシーサイトさんです。
参考 http://www.taxisite.com/far/info/40.aspx
4.福岡市内 1,500円~2,000円(日中1500円前後、夜間割り増しで2000円前後と考えてください)でどの辺まで行けるのか?
計算上約5km程度です。
天神駅を起点とした場合で、5km範囲を見てみると、東向きなら箱崎九大前駅弱、西向きなら西新駅以上早良区役所まで行けない位(ヤフオクドームまで4.7㎞)、南向きなら西鉄大橋駅を超えた位といった感じです。
実際は長い信号待ちや渋滞もあるので少し短くなるかもしれません。
目的地が大通りから外れる場合は、信号やら一方通行での回り道があるので、少し割り増しで考えて下さい。
東向きなら福岡(天神)駅から箱崎九大前駅の少し手前ぐらい。
西向きなら西新駅以上早良区役所まで行けない位
南向きなら西鉄大橋駅を超えた位
5.まとめ
こうやってみると、中洲や天神で呑んでタクシーで帰る場合、大概の地域は2000円前後で帰宅できることが分かります。
コンパクトな街でしょ、呑んべえにとっても優しい街"福岡"。
でも、呑みすぎにはご注意を。
0時に飲み屋を出れば、5km範囲ならバスや地下鉄で300円前後で帰れます。