こんにちは暮らしっくの門伝です。
「家賃交渉」が最近賑わっているようです。
うちのブログでも3番人気まで上がってきています。
ネットでは「家賃交渉のテクニック!」なんて大げさで、あたかも家賃交渉ができるみたいな記事が多いですが、家賃交渉はそんなにありません。
賃貸の場合、10件に1件あるかないかくらいの割合です。
値下げの相場は、家賃の5%くらい
家賃値下げに成功したとしての相場は、だいたい5%くらいが相場です。
家賃6万円として、3,000円ほど。
以前に家賃交渉した例を一つ。
2014年の8月から募集していて、長く空いていた物件。
空室の期間は、約7ヶ月。
賃料69,000円、管理費4,100円、月額73,100円での募集でした。
近くで募集している物件などをみて、家賃交渉へ。
交渉がうまくいき、71,100円で契約。
2,000円の値下げに成功しました!
2.7%の値下げという計算になります。
値下げは分析が大事!
家賃交渉のポイントは、何と言っても分析。
一番のポイントは、空室の期間です。
例えばこんな物件。
平均空室期間が、3ヶ月以内。
募集を出したら比較的すぐに決まっているような物件です。
こういう場合だと、家賃交渉は難しいと考えたほうがいいでしょう。
空室3ヶ月以上が値下げの分かれ目
東京の賃貸物件、募集期間のデータです。
募集期間(ヶ月) | |
東京都 全域 | 2.96 |
23区 | 2.93 |
市部 | 3.18 |
※ 分析:株式会社タス
平均すると3ヶ月ほど。
3ヶ月以上空室になっている部屋を狙うと、値下げの可能性は高くなります。
売れないものは、安くなる。
閉店間際のスーパーでよくみる光景ですよね。 これは不動産も同じです。
さいごに
家賃交渉は分析が大切です。
何でもかんでも下がる!と思っていたら大間違い。
ネットでは何でも下げられるテクニックがある!なんて言う記事が多いですが、根拠も無いものが多く、信頼性というところで見ると微妙なところです。
そもそも誰が書いたのか分からない記事も多いです。
部屋が探しの役に立てばと思います。
それではまた!