こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

部屋を探す時に"日当たり良好"というこだわり条件を持っている方も多いかと思います。
暗い部屋はなんとなく嫌だ。。。という理由だと思うのですが、東西南北の四方向に分けた時に各方向メリットとデメリットがあります。何も南向きだけがいいというわけではありません。

今日はバルコニー面(採光部)の方角について考えてみたいと思います。

※日当たりはバルコニーだけでなく採光部が関係しますが、今回はわかりやすくバルコニーに限定して話を進めていきます。

目次

1. 東向きのバルコニー
2. 西向きのバルコニー
3. 南向きのバルコニー
4. 北向きのバルコニー

1. 東向きのバルコニー

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東向きバルコニーのメリット

朝陽が入ってくる、東側にバルコニーが面している一番のメリットです。

早起きしなければいけない人や、朝陽で気持ち良く目覚めたいという方に適している方角とも言えます。
また夏場の西日はかなり暑く厳しいですが、方角が真反対になるので夏の西日を防ぐことができるというのもメリットです。

東向きバルコニーのデメリット

朝陽が入ってくるので、朝は寝ていたい人にはあまり向いていないといえます。もしくは夜勤業務の仕事をしていて日中は寝ているという人にはあまりお勧めできません。

朝陽が嫌いな人は少ないと思いますが、デメリットといえばデメリット。

2. 西向きのバルコニー

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西向きバルコニーのメリット

冬の夕方〜夜が暖かい、西向きバルコニーのメリットです。

朝遅く起きて午後から洗濯をし、夕方から日没までで洗濯物を干したいという人には非常にありがたい方角です。
また冬場は夕方から夜にかけて気温は下がっていきますが、1日の最後まで日差しが入れば部屋も暖かいですね。

また角度にもよりますが、冬なんかは西日は貴重な暖かさをもたらしてくれます。

西日をどうかんがえるか、ここが西向きバルコニーのポイントとも言えるでしょう。

西向きバルコニーのデメリット

夏の夕方が暑い、西向きの宿命西日は夏脅威の西日で暑さを持ってきます。 
これがデメリット。 

夏の西日は本当に強烈です。これが西向きバルコニーのデメリット。
部屋も建物ごと熱くなってしまうので、冷房の効きが悪く熱効率が良くないです。

最近の住宅は断熱性にすぐれているので一度熱せられてしまうと、なかなか冷めづらいという特徴があります。

3. 南向きバルコニー

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南向きバルコニーのメリット

一日を通して明るい。

日中に洗濯物を干す人にとっては一番ありがたいと言われているのが南向きのバルコニー。物件によっては、日中は電気をつけなくても大丈夫なぐらい、明るいところもあります。
冬場の寒い日中も南側から日差しが入れば、部屋も暖かく快適に過ごす事ができます。

照明をつける時間が減れば電気代も少し節約できます。

南向きバルコニーのデメリット

夏、暑い。

最近の住宅は高気密、高断熱設計なので夏場に部屋が温まり過ぎてしまう傾向もあります。
日当たりが良好すぎてあえて北向きのバルコニーを選ぶ人も最近ではいます。
隣接する建物が少ないタワーマンションなどは多いとも言われます。

暖まった空気を外に逃がさないようにする設計が近年の住宅の傾向です。
日の入りすぎもそれはそれで考えものですね。

4. 北向きのバルコニー

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北向きバルコニーのメリット

夏、暑くない。

高気密高断熱な最近の住宅から考えると、夏場の影響を一番受けないのがこの方角。
直射日光にさらされる事がないので夏場は比較的快適に過ごす事ができます。
朝も日差しに左右されず寝てられるというメリットもありますね(経験談)

最近、日本の夏は暑いです。
暑さが苦手な人は北向きも検討してみてもよいかもしれません。 家賃も南向きなどより少し安いことが多いです。

北向きバルコニーのデメリット

暗い、寒い。


日中でも部屋が暗いことが多く、部屋の電気がかかせないことが多いです。
また冬は北風にさらされます。熱の損出が一番大きい開口部が北側にあるということは、高気密高断熱の建物といえども不利になります。(熱は主にサッシからの流出がほとんど)

ライフスタイルに合わせた方角を選ぶのが大切

なんとなく南側と思っている人が多いのですが、実際快適に住まうことを考えると一概に南側がいいとも言えません。
大切なのは自分のライフタイルに合わせた方角を選ぶこと。 これが大切だと思います。
特に東京は働く時間も寝る時間も仕事も住まい方も多様化しており、一般的に言われている"良い"という基準が当てはまらないことも多いです。


日中は仕事で家にいないのに南側のみで物件を探すというのももったいない話です。
もしかしたら他の方角でいい物件があるかもしれません。

まずは自分がどういう生活スタイルなのかを考えてみることが部屋探しの第一歩です。

それでは。