こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
いまいちスッキリしないお天気が続いています。
もともとかなりの雨男なので、ちょっと遠出しようとか、毛布のような大物を洗おうとすると決まって雨が降る確率が高いです。低気圧とオトモダチってやつです。
賃貸住宅の定期メンテナンス
何十年も耐久性がある住宅ですが、やはりそこは定期メンテナンスをしているから持ちも長いというもの。大手が施行・管理しているような物件であれば写真のように足場を組んで10年ごとや15年ごとにメンテナンスを行います。
メンテナンスする場所
管理状態にもよりますが、10数年おきにメンテナンスする場所といえば、外壁の目地部分の交換や外壁の洗浄・塗り直しです。
シール打ち直し
例えばこういうALC(軽量発泡コンクリート)の外壁のような物件やコンクリートパネルで構成された物件。
パネルとパネルの間に溝があると思うのですが、ここはシールとよばれるゴムのようなものが打ち込まれています。これが劣化してくるのです。
ALCのパネルとパネルの間にシールを打つ理由ですが、地震が起きたときなどに細かく分散したパネルのほうが壁面にかかる力が少ないからです。
細かく分散させたのはいいが、その間から水が入ってしまうのでシールを打っているのです。
よくハウスメーカーのCMで50年、100年持つ住宅なんて言いますが、あれは構造や外壁の話で、シールは50年や100年は持たないですよ。
外壁の洗浄
適当な写真が見当たらなかったのですが、外壁の洗浄を行うことも多いです。
この写真よりももっと大型の高圧洗浄機で外壁一面を水洗いしていきます。
水洗いするには当然、足場を組まないとできませんので大掛かりな工事になります。
外壁の塗装
こういう吹き付けタイプの外壁は時間が経てばどんどん汚れていきます。
吹き付け系の外壁は建築時の初期建築費用は安いですし色のバリエーションは豊富ですが、定期メンテナンスをきちんとしないといけないのがやっかいですね。
上記写真のようなALC(鉄骨系メーカーに多い)のタイプは焼き付け系なので塗り直しは不要です。洗浄とシールの打ち替えのみでOKだったりします。ただし初期の建築費用は高いです。
さいごに
というわけで、ぼくの住んでいる家も定期メンテナンス工事になりました。
ただでさえ洗濯物が乾かないのですが今月末まで足場が取れません。
でもまぁ、家がキレイになるんだったら我慢我慢と思っています。
昨日は外壁を高圧洗浄で洗っていました。工事完了が楽しみです。