こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
お酒が好きなのでよく飲み屋さんに行きます。
飲むといっても飲むものの90%はビールです。なので飲み屋さんを探すときには生ビールの値段を参考にしています。
生ビール550円
ぼくは生ビールが一杯550円というのを標準相場と考えています。
生ビール一杯で550円ぐらい取るところは料理の値段も安定していることが多く、後でびっくりするようなお会計になることもありません。
生ビール190円
新宿の歌舞伎町や池袋の西口や渋谷のセンター街にありそうな一杯190円!というのを売りにしているお店。こういうお店は要注意するようにしています。
- 190円なのは一杯目だけ
- そもそもビールじゃなくて第三のビールと呼ばれるものであったりする。
- 安いのは飲み物だけで料理の相場が高い
- たいしたことないのにテーブルチャージやサービス料を取られる
- 突き出し(おとうしのこと)がべらぼうに高い
安さだけで入ったお店なのに、結果的に高くなるパターンです。
キャッチのお兄さんを使ってくるようなお店っていつも安くならない印象です。
飲み放題2hで1500円でいいですよ。とか。(でも一人二品は必ず頼んでね。)
生ビール800円
生ビールも一杯800円以上とるようなお店になると料理もそこそこ美味しいような気がします。複雑な値段のカラクリもないので安心して飲めます。店内もキレイだったり清潔だったり料理も美味しかったり、旬なものが取り揃えてあったりと帰ってからの満足度も高いですね。もちろんトータル金額もそれなり。たまに行くならいいですよね。
さて、この発想ですが賃貸と同じだと思いませんか?図面やネットで物件情報を見るときで考えてみます。
ざっくりいえばビールも物件も同じです
相場よりも家賃が安いものや敷金礼金ゼロゼロのような物件は、安さにひかれてついついチェックしがちですがその結果はいつもここのブログで書いているような結果です。
- そもそも物件が存在しない(おとり物件)
- 敷金礼金がゼロゼロだと喜んでいたら鍵交換費用や退去のクリーニング費用が異様に高い
- 相場よりも安い物件に住んでいたら音などの隣人トラブルが多発
- 相場よりも安い物件に住んでいたら大家さんや管理会社の対応がよろしくない
相場よりも安いというのは何かがかけているから安くできるわけです。
個人的にビールと発泡酒と第三のビールは別物で味も全く異なると思っているのですが、第三のビールを堂々とビールと言ってしまうことにすら違和感を感じています。(第三のビールは原料に麦芽を使っておらず大豆やえんどう豆を使っています。)
安いお金しか出せないけど、なんでこれは原料が麦芽じゃないんだ!と飲み屋で怒る人はいませんし、値段相応というのがわかるのですが、これが住宅になると相場が見えなくなる人が多いような気がします。生ビール一杯190円のお店で極上の料理を期待してしまう人が多いような気がします。
ビールも住宅も相場以上がいいですよ。
それでは。