こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。

以前にも記事にしたのですが、内見に行くと半分ぐらいのお客様から言われるのが駅からの分数のお話し。「徒歩7分かぁ。じゃー実際は9分ぐらいなんでしょ?」という会話です。
図面に表記のある徒歩分数にはある一定の法則があります。

ポイント

  • 最寄りの出口から
  • 分速80mで
  • 踏切や信号や坂道は考慮されず
  • 1分未満は切り上げ

この三点です。分速80mというのは何を根拠にしているの?という疑問ですが、これも以前に書きました。健康な女性がハイヒールで歩いた時のスピードが分速80mだからなのだそうです。



一部の悪い業者がやる手法も書いておきます。

  • 1分未満を切り捨て(7分50秒を7分と表記する)
  • 直線距離で書いている
  • 最寄駅でないところを書いている

渋谷まで徒歩80分!のように非現実的な数字をのせているところもあります。これは渋谷駅から近いところで物件を探している人にも検索でひっかかってもらうために考え出された手法と考えられます。
一応不動産表記における注意点として注意歓喜はされているのですが、この手法使っている業者もいます。なんとなくうさんくさいというか、せこいというか、ずる賢いイメージですね。

参考記事

詳しい解説は以前に門伝のほうで記事にしています。
不動産広告の「駅までの時間」は要注意!
https://www.kurachic.jp/column/773/

これを実際に歩いて試してみたのが下記の記事。
不動産の徒歩◯分は本当なのか?実際に歩いてみた
https://www.kurachic.jp/column/796/

さいごに

個人的な感覚だとgoogleの経路検索機能がわりと優秀な印象です。
あれを使っていくとだいたい合ってます。
たまに私道の奥の物件や、地番が曖昧なところだと物件入り口の裏側に案内されたりもするのですが基本的にはとても優秀です。

それでは。