こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。
今日はフリーランスの人が部屋を借りる時について。
物件によります
フリーランスの場合、苦戦すると思われがちですが、そうでもありません。
物件によって苦戦する物件するものもありますが、きちんと収入を証明できれば無事に審査が通ります。
収入証明は課税証明書を
会社勤めのサラリーマンなどの人と違って、収入が証明しづらいのがフリーランス。
しかし収入をしっかり証明できれば、きちんと審査してくれます。
収入証明については、公的な収入証明と言われる「課税証明書」「納税証明書」などがあれば強いです。
これは住宅ローンの審査などで銀行が収入証明のために使う書類でもあります。
不動産仲介会社の担当者によっては、「確定申告の書類」や「預金通帳の残高のコピー」を求めてくる人もまれにいますが、これらは信頼度は低いです。
あまり慣れていない賃貸の不動産仲介担当者だと、以下の様な順番で書類を求めてくることがあります。
1. 確定申告の書類
2. 預金通帳の残高のコピー
3. 「課税証明書」「納税証明書」
「出したのにまた追加書類?」という面倒くさいケースです。
「課税証明書」「納税証明書」があればすんなり審査はできるので、これを用意しておくとよいでしょう。
管理会社と物件を見る目が大事
冒頭にも書きましたが、フリーランスで苦戦する人の場合「物件選び」で失敗している人が多いです。
ただでさえ大変な部屋探し、振り回されるとかなり消耗もします。
こんな記事もありました。
意地になってはいけないところ(ほぼ日 山田ズーニー)
http://www.1101.com/essay/2013-04-24.html
東京に来てから一度の滞納もなく家賃を払い、
住民トラブルもなく、きわめて良き賃借人だったのに、
なんでここまで、ひつこく疑われなければならないのか?あまりに落ち込んだので、
電話で姉に一時間くらい愚痴を言ってしまった。
「フリーランスを認めない今の社会が‥‥、世の中が‥‥」
とひとしきり社会を責め、愚痴を言って、
すっきりしたかというと、自分で自分をカッコワル!
と思った。
引用 意地になってはいけないところ(ほぼ日 山田ズーニー)
http://www.1101.com/essay/2013-04-24.html
審査で振り回されるとこのようにつかれます。
審査が難しそうな物件かどうかは、部屋を選ぶ段階で分かります。
フリーランスの場合、収入の面で少し審査が厳しくなる部分もありますが、きちんと部屋を見極めて審査へ臨めばここまでいろいろ不安になることもないでしょう。
部屋だけでなく、契約内容や条件なども見ながら部屋をすることが大切です。
部屋ばっかり見ていて、審査に振り回されるとすごく疲れますし、それは避けたいですよね。
さいごに
部屋探しはマッチングです。
人それぞれいろいろ事情がありますから、それを踏まえた物件をうまくマッチングする。
世の中も多様化してきていますし、「ただ探す」だけでない、センスのいいセレクトとマッチングが不動産屋の役割かなとも思います。
それではまた。