こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
暮らしっく不動産のコラムを読まれている方がどんな検索ワードで来ているのかを調べていたら、連日のように"壁紙 掃除"という検索ワードを見つけます。賃貸の場合は基本白系の壁紙が多いので汚れも目立ちますよね。以前に大掃除のコラムで基本のお掃除方法をご紹介したのを覚えていますでしょうか?
壁紙の掃除の仕方。道具の選択をして効率的に
https://www.kurachic.jp/column/810/
基本中の基本ということで書かせていただきました。今日はその追加ネタになります。
汚れの種類を見分ける
壁紙掃除に限らずですが、掃除をする時に大切なことは汚れの種類を見分けること。
埃汚れなのか、油汚れなのか、ヤニ汚れなのか、カビなのか、傷なのかetc
埃汚れ→多くのものは落とすことができます。
油汚れ→台所用洗剤を使用して落とすことはできますが早めの処置が必要です。
ヤニ汚れ→プロじゃないと難しいです。特殊洗剤必要。
カビ→ある程度は漂白剤を使えば落ちますが、匂いや壁紙の色落ちを考えるとリスクも大きいです。
傷→軽微なものならDIYキットでなんとかなりますが、基本的には無理です。
掃除の基本は汚れの種類の見極めが大事なのです。
頑固な埃汚れには重曹ウエットティッシュ
これはとある退去したばかりの部屋。赤線の中にあるような汚れは埃汚れです。
一定の高さで黒いほこりが付着していますから、ダンボールか何かを置いていて、そのキワの部分に埃が蓄積したものと思われます。
これは台所用洗剤を少しだけ混ぜた水を使いマイクロファイバーウエスで掃除すればほとんど落とすことができます。
拭くときのポイントは
斜め拭きしないこと。縦、横と目に沿って拭くことです。
それでも落ちない。。。
そんな時は重層ウエットティッシュを使ってみましょう。
100円ショップで売っていたりします。
こすりすぎると壁紙が破れたり傷んだりしてしまいますから、力加減は慎重に行うようにしてください。
先ほどの写真の汚れもマイクロファイバークロスだけでは落ちなかったので重層ウエットティッシュを使ってみました。自分で重曹水を作る必要もないのでお手軽です。
はいっ!見事に落ちました!
様々なお掃除番組で出てくる重曹ですが正式名称を炭酸水素ナトリウムといいます。
ごくごく弱いアルカリ性だそうです。弱アルカリ性の洗剤のようなものですね。
アルカリ性なので酸性物質の匂いの中和にもつかわれたり胃薬としても使われたりしています。
水に溶けにくい粒子なのと加熱すると炭酸ガスを発生させる性質があります。
どんどん掃除していきましょう。
次もこんな汚れ。これは玄関近くの壁紙でした。手をついて手垢がついていたり、擦って汚してしまったような汚れですね。頑固そうな汚れなので重曹ウエットティッシュで対処してみます。
完璧には落ちませんでしたが、大部分の汚れを落とすことに成功しました。
ぼこぼこしているのは傷です。
さいごに
今日は埃汚れに特化して書いてみました。
重曹ウエットテイッシュ、なかなか優秀です。ポイント的に汚れが気になるなぁという方は、まず一度試してみるといいかもしれません。
本日のポイント3点
- 汚れの見極めをすること。
- まずは台所用洗剤とマイクロファイバーウエスで試してみる。
- 頑固な汚れには重曹ウエットティッシュを使ってみる。
お掃除初心者の方、ぜひお試しあれ。
それでは。