こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
引っ越しシーズンも終わりかけなのですが、今日はこんなネタでいきたいと思います。
物件探しはどのサイトがいい?賃貸サイトを比べてみた
不動産屋のサイトというよりはweb屋のサイトっぽい内容ですがちょっと気になりますよね。
賃貸物件サイトは山ほどありますが、どのような違いがあるのでしょうか?今日はアクセス数を切り口に見ていきたいと思います。
similarwebを使って検証
まず検証に使うツール。
similarweb
https://www.similarweb.com/
各サイトのアクセス数がわかるともっぱら評判のサイトです。
使い方は簡単で上記の検索窓に気になるサイトのURLを入れるだけ。
まずはお試しにyahoo japanのサイトを調べてみたいと思います。
世界ランク(おそらくアクセス数)36位
国内ランク3位
ニュースメディア関連のサイトランク3位
と表示されています。
左側のグラフは過去半年間のアクセス数の推移ですね。
右側の数字をみてみます。2016年2月の1ヶ月間の数字です。
訪問者数1.30B
サイトの平均滞在時間9分55秒
平均ページビュー数が7.11ページ
1.30Bってどういうこと?
という方のために解説をしておきます。
Bとはbillionのこと。billion=10億人
ということは1ヶ月で13億人が訪問したよ。という計算になります。さすがyahoo!
13億人が平均して7.11ページをみているということは約92億人がyahooのなんらかのページを見たということになります。
このような形で不動産関連のサイトを見て行きます。
但し、スマートフォン用にドメインが分かれているものは今回測定が出来ないので除きます。
suumo
リクルートが運営しているsuumoです。
http://suumo.jp/
CMもばんばんやっているし、知名度も高いでしょうね。
世界ランク3084位
日本ランク147位
ビジネスと産業カテゴリーで20位
1440万人の訪問者数
平均滞在時間7分37秒
平均ページ閲覧数7.16ページ
さすがリクルート。とんでもない訪問者数ですね。しかも見ているページ数も多いです。
at home
こちらも有名なat home。
世界ランク5,799位
国内ランキング275位
ビジネスと産業カテゴリーで42位
720万人の訪問者数
平均滞在時間7分07秒
平均ページ閲覧数7.30ページ
suumoにもいえますが年明けから訪問者数が伸びてきてますね。引っ越し情報の入手ですね。
Home's
こちらも有名なHome's。
世界ランク3,942位
国内ランキング181位
ビジネスと産業カテゴリーで27位
1230万人の訪問者数
平均滞在時間6分59秒
平均ページ閲覧数6.81ページ
嵐効果ですかね。CMや電車の中吊り広告をかなり出していた記憶があります。
訪問者数でいえばsuumoに迫る勢いですね。
CHINTAI
和田さんを起用したCMでインパクトが大きかったCHINTAI
世界ランク24,624位
国内ランキング1,208位
ビジネスと産業カテゴリーで163位
260万人の訪問者数
平均滞在時間5分02秒
平均ページ閲覧数5.23ページ
アパマンショップ
上戸彩さんやEXILEや三代目を起用したCMで何かと印象に残るCMをやっているアパマンショップ。
先にご紹介したサイトは様々な物件情報をまとめたサイトですが、ここからは各企業ごとのアクセス数です。
世界ランク64,725位
国内ランキング3,265位
ビジネスと産業カテゴリーで478位
約72万人の訪問者数
平均滞在時間5分47秒
平均ページ閲覧数6.17ページ
ピタットハウス
個人的には耳に残るメロディーのCMを作られると、メロディーが脳内リピートしてふとした時に思い出します。
その一つの例がピタットハウス。
世界ランク172,391位
国内ランキング9,732位
ビジネスと産業カテゴリーで1,317位
約29.2万人の訪問者数
平均滞在時間2分10秒
平均ページ閲覧数2.94ページ
エイブル
こちらも有名なエイブル。
世界ランク58,021位
国内ランキング2,989位
ビジネスと産業カテゴリーで416位
約95.7万人の訪問者数
平均滞在時間5分08秒
平均ページ閲覧数6.55ページ
暮らしっく不動産
我が暮らしっく不動産も見てみます。
上記の写真を見てもわかるとおり、各社、数々の芸能人がサムネイルにくるなか、手作り感満載のwebサイトです。
世界ランク107,625位
国内ランキング5,657位
ビジネスと産業カテゴリーで643位
約43.4万人の訪問者数
平均滞在時間2分01秒
平均ページ閲覧数1.79ページ
このデータから考えるに、googleなどで検索してなんらかのコラムがひっかかって読んで別のサイトに飛んで行っているものと思われます。2月に急上昇しているのはシーズンだったのと、おとり物件を取り上げたコラムの影響です。
表にまとめてみました
世界ランク | 国内ランク | カテゴリーランク | 訪問者数 | 滞在時間 | ページ閲覧数 | |
suumo | 3,084 | 147 | 20 | 1440万人 | 7:37 | 7.16 |
athome | 5,799 | 275 | 42 | 720万人 | 7:07 | 7.30 |
Home's | 3,942 | 181 | 27 | 1230万人 | 6:59 | 6.81 |
CHINTAI | 24,624 | 1,208 | 163 | 260万人 | 5:02 | 5.23 |
アパマンショップ | 64,725 | 3,265 | 478 | 72万人 | 5:47 | 6.17 |
ピタットハウス | 172,391 | 9,732 | 1,317 | 29.2万人 | 2:10 | 2.94 |
エイブル | 58,021 | 2,989 | 416 | 95.7万人 | 5:08 | 6.55 |
暮らしっく不動産 | 107,625 | 5,657 | 643 | 43.4万人 | 2:01 | 1.79 |
※スマートフォン用にドメインが分かれているものは今回含まれていません。
こうしてみると、暮らしっく不動産のサイトってページ閲覧数が少ないですね。
"退去"とか"おとり物件"と調べて、必要な記事を見たら他のページに飛んでいるということがわかります。
長時間見たくなるコンテンツ作りは難しいのです!(中の人の声)
どこに飛んでいる?
simillerwebでは、そのサイトがどこから飛んできて、どこに飛んで行っているのかも調べることができます。
暮らしっく不動産のサイトをみるかぎり、飛び先はsuumoとか国土交通省、Home's、都市整備局、Athomeになっています。
今度はsuumoを見てみます。
なにやら暮らしっくのロゴが見えます。
みんな、暮らしっく不動産のサイト見てからsuumoを見ているようです。
リクルートってすごいですねー。超がつくほど大企業ですね。
さいごに
similarwebの信憑性がネット上では色々言われていますが、一つの指標として役に立つのではないでしょうか?
今回は不動産サイトを調べてみましたが、気になる人は自分の業界のwebサイトを平部てみると面白いかもしれません。
大きければいいというものでもありませんが、多くの人が見るサイトには必ず理由があります。
作る側としては、いいコンテンツでみんなが長くみたくなるようなサイトにしていきたいところ。
それでは。