こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
ハナタカ優越感のコメントの補足です。
物件情報にある駅徒歩◯◯分の表示は最寄りに出口から分速80mで計算されており、信号や踏切は考慮されていません。
以前にこちらのコラムでも記事にしましたが、物件情報にある徒歩◯◯分。
歩いてみたら実際にはもっと時間がかかった。なんてことありませんか?
実はこれはある一定の条件で算出された数字なのです。実測のデータではありません。
- 分速80mで計算
- 最寄りの出口から
- 信号や踏切は考慮されていない
この3つの条件で算出されています。順番に解説していきます。
1.分速80m
健康な女性がヒールを履いて歩いた時のスピードが分速80mということらしく、それを元に算出されています。
ぼくは男なのでヒールを履いたことがありませんが、相当歩きづらい?ですよね。きっと。
この基準は不動産の表示に関する公正競争規約施行規則で算出基準が決められています。
ちなみに分速80mというのは時速4.8kmです。
ちなみに徒歩1分未満は切り上げになります。徒歩30秒という場所でも徒歩1分と書くしかありません。
2.最寄りの出口から
高田馬場の出口で考えてみました。
出口だけで10個あります。(漏れがあったらすいません)
不動産の表記は最寄りの出口からの分数で計測されています。
出口を間違えると遠回りになりますので当然、表記されている分数では到達することはできません。
3.信号や踏切は考慮されていない
住宅地図をもとに物件までの距離から割り出された分数なので、信号や踏切や坂は考慮されていません。
高低差8.8mもあるこんな坂や
こんな信号も考慮されないのです。
このあたりのお話をまとめたのが過去の記事。
不動産の徒歩◯分は本当なのか?実際に歩いてみた
https://www.kurachic.jp/column/hahaha/20151116185636.html
テレビだと色々と編集されてしまうので、文章にしてまとめてみました。
この記事を書いているのはオンエアー前。
裏番組は鉄腕ダッシュ、モヤさま、時間がずれこめば真田丸も!
18:57からのテレビ朝日、ハナタカ優越感、是非ご覧ください。
それでは。