こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
今日はお客様を連れて内見に行ってきました。
間取り図ではわからない部分
今日行った物件はこんな間取りだったのですが、実際に部屋に行ってみると。。。。
あれ?なんかある!
部屋を縦断する形でダクトが伸びていました。
天井部分なので生活に支障があるわけではありませんが圧迫感があります。
図面に書きこむとこんな感じです。(紫の部分)
何に使うダクトなのかなと見てみると、キッチンの換気扇の匂いを逃すためのダクトでした。
角部屋であればキッチン部屋の中は通さずに近い壁の部分から匂いを逃すのですが、角部屋というわけでもなかったので、部屋の中を通す設計になっていたようです。
ちょっと近いものの写真がなかったのですが、通常であればこのように石膏ボードを使って厚くすることによりダクトや配線を隠します。でも、こうすると天井高が低くなるのとなんとなく圧迫感がでてきてしまいます。
それもあって、この設計者はダクトをそのまま見せて、ちょっとしたデザイナーズ感というかむき出し感を出したのかなと思います。これがいいかどうかは人それぞれだとは思いますが、間取り図からはわからない部分ですね。
やっぱり内見は大事だなぁと思いました。
間取り図は設計図ではない
間取り図は設計図ではありません。
設計図は建設会社や大家さんは持っていますが、不動産屋は持っていないことがほとんどです。
ぼくらもわからないのが正直なところ。
本物の設計図は壁の厚みから材質、仕上げ方法、使う材料、寸法まで色々な情報が書き込まれています。
ですので、不動産屋でもらえる間取り図からは部屋のサイズ感ぐらいしかわからないというのがほとんどです。
さいごに
コンセントの位置や携帯の電波の入り具合や床の質感等を含めて、間取り図からは見えてこないものを見に行くのが内見の役割です。
間取り図がとてもよくできていても実際の部屋はイマイチということもよくある話。
しっかりと内見でみておきましょう。
それでは。