こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
引越しシーズンがはじまったこともあり、最近、お問い合わせが多いです。
その中でよくお問い合わせをいただく質問が3つほどあるので今日は解説したいと思います。
1.どれぐらいで入居できるのか?
物件によってまちまちですが、よくあるスケジュールということ前提でお話させていただきます。
例えば3月1日にお問い合わせをお店にした場合、いつ入居できるかをシミュレートしてみたのが上記の表。
あくまでも一般的なスケジュールなので一週間ぐらい早まることもありえます。そして、土日休みの人が多いということで、内見、契約、鍵取り、引越しを土日に設定しています。
お問い合わせから約20日で入居のイメージです。
ポイント
- 物件情報閲覧から申し込みまでの期間が空けば空くほど、狙った物件が空室の可能性が高くなる。
- 管理会社にFAXをした順番で受付なので一番手申し込みが5分差で変わることもあれば半年経っても埋まらないこともある。これは運。
- 物件の数は時期に限らず沢山ある。
2.仲介手数料は誰に払うのか?
こちらもよくいただく質問です。
「仲介手数料は仲介業者と管理会社で計2ヶ月分払うのですか?」
答えからいうと、仲介手数料は仲介業者に家賃1ヶ月+消費税だけを払えばいいです。
図を使って説明します。
登場人物はこの4人。
1.家を借りたいお客さん
2.家を貸したい大家さん
3.仲介会社
4.管理会社
家を貸したい大家さんは広告するノウハウや物件を管理するノウハウは持っていない場合が多いので、宣伝や管理を管理会社に委託します。
管理や宣伝をまかされた管理会社は業者用ネットワークに物件を登録します。
お客さんが仲介会社に物件探しを依頼したとします。
仲介会社は業者用ネットワークにアクセスして物件をお客さんに仲介します。
お客さんの契約に至るまでの書類のやりとりなどを管理会社と連絡してお客さんが契約できるように仲介するのが仲介業者の役目です。簡単にいえば物件の窓口です。
ということは、仲介手数料を払う先は仲介業者に払うことになりますね。
この金額は法律で決まっていて、賃貸の場合は家賃の一ヶ月分+消費税がMAXの金額です。
管理会社に直接いった場合は?
ちょっと頭のいい方、ここで気づいたかもしれません。「えっ?じゃー、管理会社に直接行けば仲介手数料を払わなくていいのでは?」
図でいうとこういう状態ですね。
こういう場合は管理会社に仲介手数料を支払うことになります。
よって仲介会社に行こうが管理会社に行こうがお客さんは仲介手数料を支払うことになります。
どちらに行っても家賃1ヶ月分+消費税です。
3.どの段階で仲介手数料が発生するのか?
これも最近よくあるお問い合わせです。
特に部屋探しが初めて。ネットで部屋探しというのが初めてという方からくる質問です。
答えからいうと、契約に至った場合です。
入居までに踏む工程を見てみましょう。
入居までに踏む工程
1.お問い合わせ
2.内見
3.申し込み
4.審査
5.契約
6.鍵渡し
7.入居
一般的にはこの流れです。5.契約までいって契約が成立しないと仲介手数料は発生しません。
審査までいったけど落ちてしまった。。。。
という場合でも契約までいたっていないので仲介手数料は発生しません。
さいごに
今日は最近、よくくるお問い合わせをまとめてみました。
特に仲介手数料のお話は僕も不動産業会に入るまでよくわからなかった話なので、その目線で書いてみました。
ご理解いただけましたでしょうか?
それでは!!