こんにちは。暮らしっく不動産の徳留です。
お客さんと物件の話をすると「ここの物件はどんな人が住んでいますか?」
と聞かれるのですが個人情報のからみもあって、その建物にどんな人が住んでいるかは不動産屋さんでもわからないことが多いです。
どんな人が住んでいるかを判断するコツはないのでしょうか?
今日はそのポイントを含めて、内見の際、部屋以外で気をつけたほうがいいポイント6点を紹介します。
1.ゴミ置き場を見ればわかる
24時間ゴミを出すのが可能な物件であればの話ですが、ゴミ置き場を見ると判別することができます。
物件にあるゴミ置き場、色んなものが捨ててあります。
例えば、インスタント食品のゴミ、コンビニのゴミが多い場合は単身者や自炊する機会の少ない大学生が住んでいる可能性があります。逆に、きちんと整理されたプラスチックトレーやラベルがきちんと剥がされ洗ってあるペットボトルがあればファミリー層が住んでいると想像がつきます。
きちんと清掃されていれば管理も行き届いている可能性も大きいです。
分別も曖昧な人が住んでいる物件はルールを守らない可能性も大きく、夜中に騒いで騒音トラブルになったり、部屋も汚かったりして害虫がでてきたりと色々と住みにくい要素がある可能性もあるので注意しましょう。
2.郵便受けもチェックポイントです
マンションやアパートに設置されている集合ポストもチェックしておくといいかもしれません。
空室の部屋の場合であればチラシなどが入れられないように養生テープで投函口を塞いでいたりします。
塞いでいる物件数が多ければ、空室が多いということですから、静かな物件ということもできますが、人がいなさすぎれば人気のない物件と判断することもできるでしょう。
またチラシが溢れかえって、そのあたりに散らばっているような物件もあまり褒めたものではありません。
管理が行き届いていなかったり、その辺にポイ捨てするような人が多いということですから、ゴミ出しトラブルや近隣クレームにつながるおそれがあります。
3.近隣の雰囲気
不動産屋から車で物件まで案内されることも多いですが、なるべく物件の周りも見ておいたほうがいいです。老朽化した戸建が多ければ、高齢者が多い物件なんだなぁとか、オフィスビルばかりであれば、夜は人がいないかもしれない。や、居酒屋やカラオケ店やスナックがあれば、昼間は静かそうだけど、夜は騒がしいかもしれないと想像がつきます。
また森、公園、田畑、がある場合も気にした方がいいです。もしあったら風の強い日は土埃が舞い込んできたり、虫や鳥に悩まされるかもしれません。特に森が近い場合、秋頃になると排水溝につまった落ち葉の掃除が大変です。
個人的には物件があるブロックを一周してみることをおすすめします。
街には朝の顔、昼の顔、夜の顔と全てにおいて環境が異なる場合があります。何度も内見に行くのは時間もかかり効率が悪いですから、想像力をフルにつかってシミュレートしてみてください。
昼と夜では物件も違った顔をみせるのです。
4.自転車置き場もチェックポイント
物件に自転車置き場があればそこも見ておきましょう。
若い人が乗りそうな自転車、主婦が乗りそうな自転車etc
若い人だとデザインに凝ったものが多いですね。主婦層だと電動自転車だったり子供が乗るようの取り付けた椅子がついていたりする自転車が多いです。子供の騒ぐ声や夜泣きが気にならない人であれば問題ないですけど、そういう物件は避けたいなと思ったら、ここはチェックポイントになります。
5.近隣の施設
これは内見の際でなくても構わないのですが、google mapなどを使って近隣の施設もチェックしておくといいです。(営業時間含む)
- スーパー
- コンビニ
- 郵便局
- 病院
- クリーニング屋
- 飲食店
- 100円ショップ
- ATM
- 薬局
とりあえずこのあたりの施設をネットなどで調べておくと生活する時に便利です。
6.隣家の玄関扉周りもチェック
これも大事な要素です。傘や自転車や不要物やゴミや色々と置いている物件もあります。
置いているもので多少の判断はできるかと思います。
傘が複数あれば家族や誰かしらと同居している可能性も高いですし、子供用の自転車が置いてあれば小さな子供が住んでいるんだなと予測することもできます。
内見に行って周辺環境をチェックする時は最大限に想像力を膨らませて見るようにするといいかもしれません。
さいごに
今回は内見する際に部屋以外で気をつけたほうがいいところ6点を紹介させていただきました。
以前に書いた記事とあわせて内見するとより充実した内容になるかと思います。
賃貸の内見 部屋探しで失敗しないために気をつけたい7つのコト。
https://www.kurachic.jp/column/550/
内見のポイント7点
https://www.kurachic.jp/column/868/
内見で部屋を見るだけではなく、あわせて周辺環境もチェックしておきましょう。
特にゴミ置き場は重要なポイントといえます。
それでは!