こんにちは暮らしっく不動産の門伝です。
2月に入り引越しシーズンも本格化してきました。
この時期メディアも不動産や引越しを話題にするところが増えているようです。
最近いろいろなところから取材申請などきているので、メディアにも少し顔を出すかもしれません。
さて今日は引越ししてからの電気の話を少し。
電気の容量と部屋探し
最近、電気の容量が気になるお客さんが少し増えています。
自宅で仕事をしたり、暖房でオイルヒーターを好んで使うと人は、どうしても気になってくる部分だと思います。
部屋を探す時の条件で「◯◯アンペア以上」と決め手探す人も時々いらっしゃいます。
これって正しいのか、この辺りについて書いていきたいと思います。
アンペア数は変えられる
アンペア数は変えられます。
今日現在では、東京電力しか電気供給がないので東京電力での話になりますが、アンペア数は変えられます。
上げることも下げることも出来ます。
変更については、東京電力に連絡するだけです。
マンション、アパート要注意!
下がるのは電力供給に問題がないのですぐに変更ができますが、上げる場合は少し注意が必要です、
電気というのは、基本的に電柱から供給されています。 その関係で、その建物の限界容量などがあります。
限界容量は建物によって違うので電力会社に問い合わせてみましょう。
マンション、アパートで電力の引き込みがはじめから限界値に近い場合は、アンペア数は引き上げられません。
たまに不動産屋の担当者で「アンペア数は変えられるので大丈夫っすよー」なんて軽く案内する人がいますが、これ要注意です。
確認しないで案内している可能性もあります。 この場合は「電力会社に確認取ってるんですか?」と聞いてみましょう。
一人暮らし用の部屋では、だいたい20Aから30Aが多いです。
20Aでちょっと少ないアンペア数を上げたいと考えている人は、必ず確認を取りましょう。
会社も要注意!
会社、法人で、事務所を借りる場合も注意が必要です。
マンション、アパートと同じで、その建物に引きこまれている電気の容量の限界値があります。
また上げることが出来ても50Aまで、60Aまでなど制限があったり、ブレーカーを交換しなくてはならなくなったりします。
確認をしていないと仕事に支障が出ることも充分に考えられます。
事務所探し等の場合、立地、賃料、条件などに気を取られて、電気の容量のことをうっかり忘れていたりもします。
後になって「電気の容量関係でダメだった!」なんてことになると、事務所探しは振り出しに戻ります。
さいごに
電気の容量の問題については、直接電力会社に問い合わせすることをおすすめします。
不動産屋の担当のうっかりで確認不足だったということよくあります。
「アンペア数は変えられるけど、要確認!」頭の片隅に入れておければと思います。
それでは今日はこのあたりで。